「ないとうぃざーど に」セッションレポート

先日突然、大学時代の後輩から「TRPGやろうぜ!」と連絡がありました。
ここ最近、オフラインでのセッションがほとんどできていなかったのでほくほくしながら昨日プレイしてきました。

システムはこちら

前作は大学時代とかによくよく遊びましたが、今作はほとんどプレイできてなかったので新鮮でした。
プレイヤー人数が総勢6人と大人数でエライ時間がかかってしまい、終了後はグロッキー状態になってしまいました。

以下セッションレポート

参加PCはこんな感じ。シナリオの構造上PC番号というよりも「くれは組」と「絶滅社組」のどちらに属しているかが重要なシナリオのためPC番号は事実上存在しませんでした。

赤羽くれはに招集されたウィザードたち

・そのいち
ナナシ(大いなる者/ヒーラー)

11歳の高校生ウィザード(あれ?)
クリティカル値とファンブル値を2つづつ持った危険なヒーラー。
回復よりも攻撃の方が得意で「始終、ジャッジメントレイ!」と叫んでた。

・そのに
中西コタロー(人造人間/アタッカー)

パーティー最大のHPと攻撃力を誇る戦闘マシーン。
ヒロインを説得するために絶滅社組に突貫する人間味溢れる人造人間。
BOSSの物理装甲に泣かされていた記憶が……

・そのさん
神谷連十郎(サムライ/アタッカー)

MPさえあれば何でも散らす、ミスターブシドー
一撃必殺の破壊力とその回避性能、そして気合によって戦線を維持し続けたお侍様。

対するは絶滅社エージェント

絶滅社エージェント

・そのいち
トリーゼ・アリア(強化人間/アタッカー)

まさに絶滅社のエージェント。ヒロインを殺せと命令されれば躊躇なくくれは組を狙い打つひどいお嬢さん。
箒オプションのレーザーブレードが大活躍でした。
さすが、本体より箒がメインのキャララクター

・そのに
ヘイル(聖職者/ヒーラー)

異世界生まれのパーティー最大魔法防御力を誇る鉄壁のヒーラー。
ヒーラーとして第二のディフェンダーとして大忙しでした。
攻撃力はまったくないけど、彼がいなければ早々に全滅していたんじゃなかろうか。

・そのさん
可美村啓介(夢使い/ディフェンダー)

GMの指示により夢使い(夢語り)を習得したPCが必要とのことでこんな組み合わせになってしまった絶滅社社員。
物理防御に特化して攻撃属性を変更するみょうちくりんなデフェンダー
GMは「うぜーうぜー」と嘆いていいました。

・オープニングフェイズ
事件の始まりは一匹の冥魔。
討伐に参加したコスモガードのウィザード部隊は一人を残して全滅。その後、ロンギヌス、絶滅社が部隊を派遣するも攻撃がまったく効果がない。双方は別の切り口から攻略をするためにそれぞれのエージェントたちに指令を出した。

・ミドルフェイズ1
生き残ったウィザードの五十嵐愛歌さんに情報聞いてこいと言われたPCたち。たまたまナナシとトリーゼの知り合いだったということもあり、自宅に行ってみると二つの組織がばったり遭遇。
牽制し合いつつも情報提供の意志のない愛歌さんから少ない情報を得ようとする。

なんとか「冥魔は情報バックアップを別の場所に封印することで自分の身を守ってるらしいぜ!そのバックアップ2つ発見したから破壊しに行こうぜ!」となりました。

で、現地に向かうと二面戦闘。一方は「ケルベロス」もう一方は「ワルキューレ」どちらも5レベルのクリーチャーであり、3レベルで作成したPCたちでも死ねる感じのクリーチャー。こわごわと戦闘開始。

ワルキューレと戦闘に入ったのは「くれは組」
ワルキューレの一撃必殺「光の槍」によりいきなりヒーラーであるナナシが倒れるも、アタッカー二人という高火力によりあっという間に殲滅。

ケルベロスと抗戦する「絶滅社組」
火力の足らない絶滅社組は防御を固めながらちまちまとケルベロスのHPを削って行く。
いろいろめんどくさくなった啓介の魔装攻撃によりなんとか撃破。

二つのパーティーが冥魔のバックアップを破壊すると、冥魔の分身たちはいちように愛歌の自宅へと飛び去っていった。

・ミドルフェイズ2

それぞれのパーティーに「愛歌を守れ」「愛歌を抹殺しろ」との命令が下る。
それぞれ素直に命令に従う(絶滅社組は回復できるというGMの甘言に誘われていたような気も……)

「くれは組」が情報を集めると「愛歌さんの精神に入れば本人は殺さなくてすむよ!」と発見するもお互いにコネクションがないため連絡はとれず、「絶滅社組」の襲撃が開始される。

本日2回目の戦闘。
「くれは組」は愛歌を守り。「絶滅社組」はそんな「くれは組」を殲滅し愛歌を抹殺を狙う。

絶滅社エージェント(NPC)の「早く敵を殲滅しろ!」との命令に素直に従ったトリーゼのフルファイアにより半壊する「くれは組」
戦闘しても拉致があかなさそうだったため、説得活動をする「くれは組」の面々だったがまわりのNPCエージェントが邪魔くさくてしばしセッションが停滞。

ごちゃごちゃと話あった結果、NPCエージェントが融通が聞かなすぎるのでとりあえずPCたちで見てくるから数人残って防衛線張っておいてとなり啓介の「夢語り」により愛歌の精神世界へ

そこに居たのは愛歌とは正反対の性格をした愛歌っぽい人物。話を聞いても容量を得ないためとりあえずバックアップを破壊したところなにやら冥魔の影っぽいのがバックアップから逃走。

どうやら冥魔の本体だったらしく、活動を停止していた冥魔が再活動を始めてしまう。
精神体愛歌の説得を受けた愛歌(無口)を連れて最終決戦へ

・クライマックスフェイズ
最後のバックアップと本体が隠れる地下への二面戦闘。
遅れてきた最後のプレイヤーが愛歌を担当し戦闘開始。

地下にはナナシ・啓介・愛歌が、地上ではトリーゼ・コタロー・連十郎・ヘイルのアタッカートリオ+鉄壁ヒーラーが参戦。

地下組はとにかく冥魔本体を逃がさぬように時間を稼ぎ続ける。
地上組は早期殲滅を狙うがBOSSの予想外の硬さに苦戦。

地下組が一人二人と倒れ行く中、なんとか地上のデカブツを撃破した地上組が地下へ向かう。
最終的にはヘイルとナナシ以外は死亡。残った二人のリーリスも空っ穴状態に。

ラストチャンスに見事にクリティカルを連発してくれたナナシのお陰でなんとか最悪の結果だけにはならずに済みました。

えーっと。なんだ。BOSSの戦闘力はともかく情報とか動機とかはもうちょっとはっきりさせようね。
って感じのセッションでした。

とりあえず、久々のオフラインセッションは楽しく遊べました。ロールとか云々とか置いといてオフ独特のグデグデ感を満喫できた気がします。

このセッションで一番のネタは開始早々にGMが「Butterfly」を歌い出しそれが今回予告だったことじゃないかと思います。

うん。このレポートもぐでぐでだ。