アリアンロッド・プレイレポート「とりっく・おあ・とりーと」

もう一月以上も前のセッションの記憶なのでかなりあやふや。
普段はやらない千葉の友人たちとのセッションでした。

GMもプレイヤーもキツメの戦闘バランスとのことでプレイヤー側は一晩キャラ作成について語り明かしました。準備をしているときが一番楽しい。

・あらすじ

旅のギルド「トリックorトリート!」は道中立ち寄った神殿で一つの依頼を受けることとなった。
その依頼内容とは「近隣の村が『おかしな』ことになっているので調査して欲しい」という内容であった。
依頼者である神殿もいまいち状況が飲み込めず、ただただ困っている様子。
見た目はアレだが、善良な冒険者である「トリックorトリート!」はこの依頼を受け、砂漠の街へと向かうのだった。

以下、ギルド「トリックorトリート!」とのキャラクター紹介。

キャラクター名:こしみの
レベル:3/種族:ヒューリン
メインクラス:メイジ/サポートクラス:バード

こしみのつけた旅芸人。戦闘ではもっぱら「じょいふる・じょいふるー」と叫ぶの仕事。
火力を捨て「カノン」と「ジョイフル・ジョイフル」、「エンチャントウェポン」による支援に特化している。その支援能力のためGMはセッション中何度も頭を抱えていた。
一応、本ギルドのギルドマスター。

キャラクター名:なまはげ
レベル:3/種族:ヒューリン
メインクラス:ウォーリア/サポートクラス:サムライ

生まれ故郷にサムライの魂である「刀」を置いてきた仮面の武士。
刀の代わりに(コストパフォーマンス的な意味で)斧を持ちPT最大火力となる。
固定値は裏切らない。

キャラクター名:のっぽ
レベル:3/種族:ヒューリン
メインクラス:アコライト/サポートクラス:モンク

ライフパスによる超長身となったため命名された。
豊富なHPによる持久力と「プロテクション」によりパーティーを影から支える。
唯一、パーティー内の打ち合わせに参加しなかったため比較的まともな(データをした)キャラクター。

キャラクター名:ジェイド
レベル:3/種族:ヒューリン
メインクラス:シーフ/サポートクラス:セージ

一度、死亡した経歴を持つ男。パーティー内では比較的まともな(外見をした)キャラクター。
メインウェポンはこちらもなまはげ同様(コストパフォーマンス的な意味で)斧を振るう。
セージによるダメージ増強と大量の命中判定ダイス+振り直し効果によりクリティカル時はシーフとは思えないダメージを叩きだす。

砂漠へ向かう道中でストームランナー3匹に襲われるものの、なまはげの斧により撃退。
この時点でGMは「トリックorトリート!」の戦闘力に疑問を持ち始めていたのではないだろうか。

目的地である砂漠の街へ到着すると、そこは到底街とは言えない状態になっていた。
大地が競り上がり、塔のようになっていたのだ。
一行は「いみわかんねー」とボヤキながら街の人々へ聞き込みを始めた。

・街にはモンスターがいる。
・モンスターのおかげで街は栄えている。
・神殿が山の方(塔の頂上)にある。
・町民はこのことを不思議だと思っていない。
・この街の物体を手にとることができない。(モンスターからの素材は手に触れることができる)

以上の情報を得るも、頭を使うことが苦手な4人は「とりあえず、あやしそうな神殿行ってみっべー」と塔と化した街を登ることに。

ドラゴンパピーが2匹現れた!

「ウィークポイント!」「悪い子はいねーがー」「プロテクション!」「じょいふる・じょいふるー」

ドラゴンパピーを退治した!

マッスルームが現れた!

なまはげはポージングを決めた!
マッスルームはポージングを決めた!
マッスルームは膝をつき、負けを認めた。

そんなこんなで神殿へ。

古戦場跡のような神殿で待っていたのは魔族のモイランさん。
本名どころかモンスター名を名乗っていてくれていたのにさっぱりわからなかったぜ!

どうやら原因はコイツらしい。なんでも過去の再現をすることで街がモンスターの住み良い空間となり、モンスターが集まってきていたらしい。

「よくわかんねーけど、コイツ倒せば事件解決だよね!」ということで戦闘へ。

大量のモブを従えたモイランさんですが、なまはげのナイフ投げトルネードブラストにより一掃。斧による蹂躙を受けあっさり退治されてしまいました。
余ったフェイトで最高金額のドロップを得てほくほく顔で期間することとなりました。

後日談として、「トリックorトリート!」が変貌した街を上っている最中、街ではなまはげやこしみのをつけた幻影が街を闊歩し、お祭り騒ぎとなっていたそうで。ギルドメンバー全員宿屋へ軟禁されてしまいました。
モイランから奪った本も謎の神官に持ち逃げされてしまったとか。
「おまえら、いると迷惑だからでてけ」と神殿に冷たくあしらわれるも、もともと旅烏の4人はさして気にすることもなく「俺たち仕事はしたし、報酬も十分だし。次の街いこーぜ!」と旅だって行きました。

身内が集まり、へんなテンションでカジュアルに行われたセッションのため、非常にテキトーでした。テキトーサイコー。